こんにちは。
サッカー歴20年以上/フットサル歴10年以上のドリブラー猫・かど吉です。
サッカー選手と言えば、かなり稼げる夢のある職業です。
ネイマール、Cロナウドなどの世界トッププレイヤー達は1年で何十億、何百億もの大金を得ています。
貧しい環境に生まれ育ったけれどもサッカー選手になって大金持ちになった選手もザラにいます。
サッカーが人気の理由の1つに、成功すれば一攫千金を狙えることも大きく関係しています。
しかし、男子サッカー選手は稼げる一方で女子サッカー選手はどうでしょうか?
「同じサッカー選手でも女子サッカー選手っていくらぐらい稼いでいるのだろう?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
今回は女子サッカー選手の
・女子サッカー国内(WEリーグ)の年俸
・女子サッカー海外リーグの年俸
・女子サッカー界の最高年収
についてまとめてみました。
女子サッカー選手(WEリーグ)の年俸は?
国内の女子サッカー選手の年俸はいくらくらいなのかを調査しました。
2021年9月より、日本国内の女子プロサッカーリーグの「WEリーグ」が開幕しました。

それまでは日本に女子サッカーのプロリーグは存在しませんでした。
「WEリーグ」前身の「なでしこリーグ」時代は、なでしこジャパン選手でもアマチュア扱いでした。
当然サッカーのみで生計を立てるのは難しく、会社員やバイトとの両立がほとんどで選手の平均収入は250万円前後だったと言われています。
WEリーグの開幕後は、完全プロ契約になり国内女子サッカー選手の年俸は270〜700万円だと考えられます。
※あくまでクラブから提示された純粋なアスリートとしての金額のみを換算しています。スポンサー契約やテレビ出演等の別収入は除外します。
WEリーグ所属選手全体の平均年俸は350〜400万円程度ではないでしょうか。(男子:J1所属選手の平均年俸は2020年度調査で3,446万円)
ちなみに270万円が最低保証金額で、契約ランクによって年俸は異なります。
●プロA契約・・・460万円以上
●プロBorC契約・・・270万〜460万円以下
上限額は公表されておらず未知数ですが、日本女子サッカー界の象徴の澤穂希の年俸は600〜700万円だったと言われています。

澤選手が現役時代の頃はWEリーグは発足していませんでしたが、プロ化された現在でも恐らく600〜700万円クラスが最高額なのではないかと思います。
ちなみに2011年になでしこジャパンが女子サッカーW杯で優勝して以降は澤選手のテレビ・CM出演は激増し推定年収は1億円だとも言われています。
しかし、純粋な年俸だけを見れば、国内トップ選手であっても日本のサラリーマンの中の上程度の収入です。
海外リーグの女子サッカー選手の年俸は?
女子サッカーの海外リーグの年俸について調査しました。
海外リーグと言えば、日本国内よりもお金が良いイメージがかなり強いです。
海外主要女子サッカーリーグの平均年俸はこちら↓
●ディビジョン1(フランス)・・・約540万円
●ブンデスリーガ(ドイツ)・・・約480万円
●FA WSL(イングランド)・・・約400万円
●NWSL(アメリカ)・・・約300万円
女子サッカー界で最も年俸が高いのはフランスのディビジョン1です。
ブンデスリーガやFA WSLは日本(WEリーグ)より少し年俸が高いといった感じです。
逆に、女子サッカー界で最もレベルが高いと言われているNWSLは年俸面で見ると日本以下です。
世界的に見てもやはり何千万・何十億もの年俸を手にしている男子サッカーと比べると女子サッカーの年俸は低く見えてしまいますね。
また、女子サッカーのプロリーグは主にヨーロッパ・アメリカ・1部南米などまだまだ世界的に普及していないのが現状です。
女子サッカー界の最高年収は?
女子サッカー界の最高年収に迫っていきます。
女子サッカー界で最も稼いだと言われる選手は、アメリカ代表FWのアレックス・モーガンです。
アメリカA代表で190試合に出場し、110ゴールを記録したレジェンドFWです。

アレックス・モーガンは2019年〜2020年の間に550万USドル(5億8,000万円)の収入を得ています。
2015年時点で年収は300万ドル(3億7,000万円)くらいあったと言われています。
しかし、あくまで「年収」であって「年俸」ではありません。
ちなみに5億8,000万円を稼いだ年はモーガン選手は産休に入っており、収入のほとんどはスポンサーやCM・メディア出演によるものです。
モーガン選手は超大手のコカ・コーラやナイキ等とスポンサー契約をしています。
超大手企業とのスポンサー契約が複数あれば億単位の収入が得られます。
モーガン選手が所属しているアメリカ女子サッカーリーグのNWSLの平均年俸は300万円前後です。
純粋なサッカー選手としての年俸はそこまで多くはないでしょう。(良くて800万〜1,000万前後かと)
女子サッカー選手としての純粋な年俸での最高額は元ブラジル代表でFIFA女子最優秀選手に5度選出されたマルタの31万5,000ドル(約3,800万円)だと言われています。

やはり純粋なサッカー選手としての収入は女子サッカー界のトップオブトップであっても男子の年俸には遠く及びません。
女子サッカー界の最高年収を知って皆さんはどう思いましたか?
思ったよりも多かったor少なかったなど様々ではないでしょうか。
まとめ
女子サッカー選手の年俸について調査しました。
日本国内の女子サッカー選手の年俸は270万〜700万くらいで、WEリーグの平均年俸は350〜400万円だと考えられます。
海外の女子サッカー選手の平均年俸は
●ディビジョン1(フランス)・・・約540万円
●ブンデスリーガ(ドイツ)・・・約480万円
●FA WSL(イングランド)・・・約400万円
●NWSL(アメリカ)・・・約300万円
と国によってバラツキがあります。
女子サッカー界最高年俸はアメリカ代表FWアレックス・モーガンの約5億8000万円です。
しかし、収入のほとんどはスポンサーやCM・メディア出演によるものです。
女子サッカー選手としての純粋な年俸だと元ブラジル代表マルタの約3,800万円が最高額だと言われています。
しかし、男子サッカーと比べると女子サッカー選手の待遇はまだまだ遠く及びません。
今後の女子サッカー界の人気・待遇の向上に期待していきたいです。