こんにちは。
サッカー歴20年以上・フットサル歴10年以上のドリブラー猫かど吉です。
2022年はワールドカップイヤーですね!
4年に1度の世界最高峰の舞台であるワールドカップの開催が待ち遠しく思うファンも多いと思います。
しかし、ワールドカップには不吉なジンクスがあることをご存じでしょうか?
毎年様々なドラマや新しい歴史が誕生するワールドカップですが、初開催から92年の時が経っていても未だに覆っていない不吉なジンクスが存在しています!
今回はワールドカップに存在し続ける不吉なジンクス4つを紹介していこうと思います。
今回の記事を読むことで、ワールドカップをより楽しめる視点が身に付くことは間違いありません!
それでは早速見ていきましょう。
サッカーW杯の不吉なジンクス①外国人監督では優勝できない
ワールドカップに存在し続ける不吉なジンクスの1つ目は、「外国人監督では優勝できない」です!

過去21回開催されたワールドカップで外国人監督が指揮したチームが優勝したことは1度もありません。
優勝チームの監督は全て優勝国出身の人間です!
主観ですが、ワールドカップはその国の総合力が試される大会だと思っています。
いくら良い選手が揃っていたとしても、選手をまとめて指揮できる監督が居なければチームは成り立ちません。
代表チームの監督を外国人監督に任せるというのは、裏を返せば国内にチームを指揮できる監督が不在であることの証明です。
・ブラジル大会(2014年)で台風の目だったコロンビア代表(アルゼンチン人監督)はベスト8で敗退
・ロシア大会(2018年)で優勝候補筆頭だったベルギー代表(スペイン人監督)は3位
・W杯まで歴代最高の戦績だったザックジャパン(2010年)は予選敗退
国内で優秀な指揮官がいない国ではワールドカップは獲れないのかもしれませんね。
サッカーW杯の不吉なジンクス②バロンドールの呪い
不吉なジンクスの2つ目は「バロンドールの呪い」です。
バロンドールは年に1回その年の最優秀選手に贈られる賞で、選出された選手は実質的に世界No.1プレイヤーの象徴になる物凄く名誉な賞です!

しかし、ワールドカップイヤーの前年に選出された選手の国はワールドカップで1度も優勝出来ていません!
年代 | 選手 | W杯(翌年) |
1997年 | ロナウド(ブラジル) | 準優勝 |
2001年 | オーウェン(イングランド) | ベスト8 |
2005年 | ロナウジーニョ(ブラジル) | ベスト8 |
2009年 | メッシ(アルゼンチン) | ベスト8 |
2013年 | Cロナウド(ポルトガル) | グループステージ敗退 |
2017年 | Cロナウド(ポルトガル) | ベスト16 |
※1957年〜1993年の期間も同様にバロンドール受賞→W杯優勝は無し
世界最高の選手がいても必ず勝てる訳ではない事は勝負の世界で常識ですが、長年バロンドール受賞者がワールドカップを手に出来ていない事実は不思議ですね。笑
ちなみに2021年度はアルゼンチンのメッシが受賞しています。
恐らく今大会がキャリアで最後のワールドカップになると思うのですが、果たしてメッシはこのジンクスを覆すことはできるのでしょうか??
サッカーW杯の不吉なジンクス③コンフェデの呪い
不吉なジンクスの3つ目は「コンフェデの呪い」です。
コンフェデとはFIFAコンフェデレーションズカップの略で、W杯のミニチュア版のような大会です。

ワールドカップ前年に行われるコンフェデレーションズカップの優勝国は翌年のワールドカップで1度も優勝出来ていません!
年代 | コンフェデ優勝国 | W杯の結果 |
1997年 | ブラジル | 準優勝 |
2001年 | フランス | グループステージ敗退 |
2005年 | ブラジル | ベスト8 |
2009年 | ブラジル | ベスト8 |
2013年 | ブラジル | 4位 |
2017年 | ドイツ | グループステージ敗退 |
ワールドカップの前哨戦で勢いに乗るはずが何故か本番で結果が伴わないです・・・
コンフェデとワールドカップではプレッシャーの桁が違いますが、やはりワールドカップは何が起きるか全く分からない舞台ですね。笑
今後このジンクスを覆すチームが出てくることを期待したかったのですが、残念ながら2017年度大会を最後にコンフェデレーションズ杯は廃止になってしまいました。
歴史が変わる事なく終わってしまったジンクスとして、この先語り継がれていくのではないでしょうか。
サッカーW杯の不吉なジンクス④優勝国の呪い
不吉なジンクスの最後は「優勝国の呪い」です。

ワールドカップの優勝国は次の大会で優勝できません!
※イタリア・ブラジルは2大会連覇していますが、その当時は参加国が現在の半分の16チームだったため、大会の規模・難易度の桁が違うので除外
年代 | 優勝国 | 次大会の結果 |
1998年 | フランス | グループステージ敗退 |
2002年 | ブラジル | ベスト8 |
2006年 | イタリア | グループステージ敗退 |
2010年 | スペイン | グループステージ敗退 |
2014年 | ドイツ | グループステージ敗退 |
2018年 | フランス |
※32チーム制になった1998年より一覧化 24チーム制だった1982年〜1994年大会でも連覇チームは無し
驚くことに、近年のワールドカップでの前回王者はブラジルを除いてグループステージで敗退しています!
2006年大会のブラジルはロナウジーニョ・カカ・アドリアーノ・ロナウドなどのスーパースターを多数擁した優勝候補筆頭でした。
しかし、ポルトガルに敗れベスト8で姿を消しました。
連覇が厳しい最大の要因は、優勝国は徹底的に研究されるからだと考えられます。
優勝国のサッカースタイルは間違いなくその後しばらくの間、サッカー界のトレンドになります。
2010年に優勝したスペインのポゼッションサッカーはその後世界中で真似されましたし、2014年優勝のドイツのハイプレス型ショートカウンターも世界中で採用されました!
世界中で真似をされる=弱点も徹底的に研究されます。
何事にも流行り廃りがあるので、ワールドカップはある意味でトレンドの入れ替わりのタイミングなのかもしれません。
まとめ
今回は未だ覆されていないワールドカップの不吉なジンクス4選を紹介しました。
①外国人監督では優勝できない
②バロンドールの呪い
③コンフェデの呪い
④優勝国の呪い
③コンフェデの呪いは、コンフェデそのものが廃止になってしまったのでもう覆ることはありませんが、他のジンクスはまだまだ覆る可能性があるのではないでしょうか。
はたまた、歴史は繰り返されてしまうのか今後のワールドカップがとても楽しみですね!
皆さんも是非、このジンクスを頭の片隅に入れてワールドカップ観戦を楽しんで下さい。