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サッカーカタールW杯2022が全然盛り上がってない5つの理由!

DAZN

こんにちは。

サッカー歴20年以上/フットサル歴10年以上のドリブラー猫・かど吉です。

いよいよ2022年11月開催のサッカーカタールワールドカップが開幕しますね。

カタールW杯を楽しみにしていたサッカーファンも多いのではないでしょうか。

4年に1度開催のサッカーの世界一を決める大会がまもなくスタートします。

しかし、W杯開幕直前なのにも関わらず、イマイチ盛り上がりに欠けていると感じている方も多いのではないでしょうか??

はい。皆さんのその感覚は決して間違っていません。

むしろその感覚は大正解です。笑

かど吉自身も

・あれ?W杯直前なのになんか雰囲気ショボくね??

・周りでも全然話題になってねーじゃん。笑

・例年のW杯の開催前ってこんなんだったっけ?

とサッカーファンの皆さんが思っていることと全く同じようなことを感じています。

サッカーファンとしては悲しいですが、カタールW杯が全然盛り上がっていないのは事実です。

なぜサッカー史上最高のお祭りが盛り上がっていないのかを不思議に感じる方も多いでしょうが、必然とも言える理由が存在しています。

今回はサッカーカタールW杯が全然盛り上がっていない理由を5つ紹介して行きます。

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サッカーカタールW杯は全然盛り上がっていない?

そもそも、なぜカタールW杯が全然盛り上がっていないと感じるのかを説明して行きます。

あくまで個人的見解ですのでご了承下さい。

まず、例年と比べると開幕直前にも関わらず、周りでほとんど話題になっていません。

かど吉自身もサッカーが好きな人や普段見る人のみとチョロっと話す程度です。

前回大会時はサッカーを知らない人でもW杯がいつ開幕するかを知っている人は多かったですが、今大会ではそもそもW杯の開幕すら知らない人が多い印象です。

また、例年は開幕直前になるとW杯の特番や特番以外でもニュースやバラエティ番組でもW杯に触れる話題が多い印象でした。

しかし、今大会ではメディアの報じるW杯の番組は体感で例年の6割程度しかない印象を受けます。

やはり世間でも例年に比べると盛り上がりに欠けていると感じている人は多いようです。

実際にTwitterでも「ワールドカップ 盛り上がっていない」がトレンド入りしたので、あなたが今大会は盛り上がっていないと感じるのはおかしなことではありません。

サッカーカタールW杯が全然盛り上がっていない5つの理由

なぜカタールW杯は開幕直前にも関わらず、全然盛り上がっていないのでしょうか。

実は、盛り上がりに欠ける明確な理由がいくつか存在しています。

カタールW杯が盛り上がっていない理由は、

①日本代表の期待値が低い

②冬季開催の弊害

③開催国(カタール)の問題

④放映権の変化

⑤W杯の価値の低下

の5つです。

それぞれ詳しく解説していきます。

理由①日本代表の期待値が低い

カタールW杯が全然盛り上がっていない1つ目の理由は、日本代表への期待値が低いことです。

現在の日本代表は近年の中でも選手の個の能力やチームの習熟度を見ても、歴代最弱レベルです。

引用:ゲキサカより

4年の準備期間があったにも関わらず、W杯直前になっても森保監督からはチームの方針や方向性がイマイチ見えてきません。

そんな状況に加えて、W杯のグループステージは優勝候補のスペイン・ドイツと同じ死のグループです。

正直なところ、W杯の決勝トーナメント出場は絶望的な状況とも言えます。

そんな状況の影響なのか、W杯出場メンバーが発表された直後に渋谷で号外が配られていましたが、受け取る人はほとんど居なかったと話題になりました。

今まではW開催前は日本中からお祭りムードや日本代表への期待感が漂っていたように感じますが、今大会では全く感じません。

日本代表への期待値が低いことが、国内でW杯開幕前にも関わらず全く盛り上がっていない原因なのは間違いないでしょう。

理由②冬季開催の弊害

カタールW杯が盛り上げっていない2つ目の理由は、冬季開催の弊害です。

カタールW杯は開催が決まった時点で多くの問題点が指定されていました。

中でも特に多いのが、選手への負担が大きすぎる点です。

通常のW杯は6月中旬〜7月中旬にかけて行われます。

しかし、カタールは気候が暑すぎて夏季開催が不可と判断された結果、W杯史上初の冬季開催(11月〜12月)が決定しました。

ただ、サッカー界の11月〜12月中は、

●欧州リーグはシーズン序盤〜中盤

●チャンピオンズリーグの予選

などシーズン真っ只中です。

サッカー強豪国の選手はほとんどは欧州リーグでプレーしているため、今大会の欧州リーグ所属の選手は超過密スケジュールになります。

従来のW杯開催期間の6月〜7月期間は、欧州リーグも終了しシーズンオフの期間です。

カタールW杯に向けて各リーグ戦などスケジュールは多少調整されていますが、例年に比べると選手への負担が大きいのは間違いありません。

結果、選手の過密日程によるパフォーマンスの低下、例年よりも代表チームの準備期間が短いなどの大会レベルの低下を危惧する声が多いです。

せっかくの4年に1度の世界大会を、選手が万全の状態で見たいと思うサッカーファンが多いのは間違いないでしょう。

理由③開催国(カタール)の問題

カタールW杯が盛り上がっていない3つ目の理由は、開催国(カタール)の問題です。

W杯の開催国はスタジアムの増築やインフラの整備など、大規模な工事を行う国が多い傾向にあります。

カタールも2022年W杯に向けて、大規模な工事が行われました。

引用:PR TIMUSより

W杯の開催地は一気に経済が活性化し、経済効果は抜群です。

しかし、カタールでは労働者が劣悪な環境・条件で作業を強いられていた事実が発覚し、世界中で人権侵害問題に発展しました。

この問題により、フランスは各都市でパブリックビューイングの中止を決定し、ドイツ・スペインなどでも同じ動きが広がりを見せています。

また、当初は2022年W杯はアメリカでの開催を予定されていましたが、カタールに変更されました。

その裏ではFIFAとカタール間で巨額の金銭の受け渡しがあったのではないかとの黒い噂が後を絶ちません。

元々黒い疑惑があったことに加え、人権問題が発覚したことでカタールW杯に対して良い印象を持たないファンが多いのも事実です。

開催国の抱える闇がお祭りムードを盛り下げているのは間違いないでしょう。

理由④放映権の変化

カタールW杯が盛り上がっていない4つ目の理由は、放送スケジュールの変化です。

昨今のサッカーの放映権は地上波からDAZNやWOWOWなどの月額制動画サービスに移行しています。

サブスクに移行したことに加え、サッカーの放映権は年々インフレ傾向です。

放映権がテレビからサブスクに変化したことや放映権の高騰によりテレビでサッカーを観れる機会が年々減少しています。

従来のW杯は、各民法が放映権を獲得し全試合を民法で生中継していました。

しかし、今大会では全64試合中地上波での放送は40試合前後です。

日テレ・TBS・テレ東はそもそも放映権を獲得しませんでした。

Abemaで全試合を無料で視聴できますが、せっかくのW杯をテレビで観たいと感じる方が多いのは間違いありません。

4年に1度のサッカーのお祭りにも関わらず、テレビで全試合を放送しないとなれば盛り下がるのは当然の結果と言えるでしょう。

理由⑤W杯の価値の低下

カタールW杯が盛り上がっていない5つ目の理由は、W杯の価値の低下です。

W杯は各国のスター選手が集うので、人気・レベルが世界最高峰の大会なのは間違いありません。

しかし、W杯の価値は年々低下しているのでは?との指摘もあります。

現在のサッカー界は欧州リーグへの一極集中化が顕著です。

そのため、世界5大リーグにはレベルの高い選手がこぞって集中するので毎年行われるリーグ戦でも世界トップレベルのサッカーを見ることができます。

引用:WOWOWより

また、毎年行われる欧州のNo. 1クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグもW杯に負けず劣らずのレベルの高さ・人気を誇ります。

現代は違う国のリーグ戦をスマホやタブレットで簡単に視聴できる時代です。

いつでもどこでも気軽に世界トップレベルのサッカーを見ることができる時代なので、W杯の特別感は薄れつつあります。

DAZNなどが無かった時代のサッカーファンからしたら贅沢な悩みですが、現代は代表戦に負けず劣らずのレベルの試合が気軽に観られる時代です。

W杯のレベルが日常に感じてしまうのもある意味自然なことではないでしょうか。

まとめ

サッカーカタールW杯が全然盛り上がっていない理由を5つを解説しました。

サッカーの最高最大のお祭りにも関わらず、盛り上がりに欠けていると感じる人は多いです。

実際に例年のW杯と比較すると、盛り上がりに欠けているのは間違いありません。

カタールW杯が盛り上がってない理由は、

①日本代表の期待値が低い

②冬季開催の弊害

③開催国(カタール)の問題

④放映権の変化

⑤W杯の価値の低下

の5つです。

カタールW杯が盛り上がりに欠けているのは日本に限らず、世界共通事項です。

しかし、実際に開幕すれば例年以上の盛り上がりを見せる可能性は十分にあります。

2022年開催のカタールW杯は開幕前はショボいですが、開幕後どれだけ盛り上がるのか楽しみですね。

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